百人一首

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【百人一首】15番歌「君がため 春の野に出てて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ」の意味などを解説!

作者 光孝天皇 830~887年 第五十八代天皇 仁明天皇の第三皇子 陽成院のあとを受けて、55歳で即位した。 意味 あなたのために、春の野に出かけて若菜をつむ私のそでには、雪が降りかかってきます。...
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【百人一首】14番歌「陸奥の しのぶもぢずり 誰故に みだれ初めにし 我ならなくに」の意味などを解説!

作者 河原左大臣かわらのさだいじん 822~895年 本名は源融みなもとのとおる 嵯峨天皇の皇子 京都の東六条に河原院と呼ばれるぜいたくな邸宅を建てた風流人 意味 みちのくでつくられる布「しのぶもじずり」の...
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【百人一首】13番歌「筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」の意味などを解説!

作者 陽成院 868~949年 第五十七代天皇 清和天皇の皇子 元良天皇の父 十七歳で病気のために退位し、上皇となった 意味 筑波山の山頂から流れ落ちる男女川みなのがわが、次第に水量を増して深...
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【百人一首】12番歌「天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ をとめの姿 しばし留めむ」の意味などを解説!

作者 僧正遍照 816~890年 任明天皇に仕えたが、天皇が亡くなったことを悲しんで僧になった。 三十六歌仙の一人。 意味 空を吹く風よ、雲の中の通り道を吹き閉ざしておくれ。舞を終えて帰ろうとする天女のよ...
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【百人一首】11番歌「わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣り船」の意味などを解説!

 作者  参議篁さんぎたかむら 802~852年 本名は小野篁おののたかむら 平安時代の学者で、歌人 隠岐の島へ流されるが、数年後に都に戻り、出世した 意味 私は大海原の多くの島を目指して、...
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【百人一首】10番歌「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」の意味などを解説!

作者 蝉丸 生没年不詳 伝説的な歌人 盲目の琵琶の名手だったという説がある。 くわしくはわかっていない。 意味 これがその、京の都から出ていく人も、帰ってくる人も、知っている人も知らない人も、ここで...
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【百人一首】9番歌「花の色は 移りにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに」の意味などを解説!

作者 小野小町 生没年不詳 六歌仙の一人で、三十六歌仙の一人 美女としても有名 どんな人生を送ったのかは詳細は不明 意味 桜の色はすっかり色あせてしまったわ。何日も雨が降っている間に。そして私の美し...
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【百人一首】8番歌「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり」の意味などを解説!

作者 喜撰法師 生没年不詳 六歌仙の一人 歌はこの一首が残されるのみ 宇治山の僧というほかに詳しいことはわからない 意味 私の家は都の東南にあって、このように澄んだ心で住んでいます。...
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【百人一首】7番歌「天の原 ふりさけ見れば 春日なる みかさの山に 出でし月かも」の意味などを解説!

作者 安倍仲麻呂 698~770年 遣唐留学生として中国(唐)にわたり、役人として働いた。 帰国できないまま、唐で亡くなった。 意味 大空を仰ぐと、月が出ている。ふるさとの奈良にある、春日の三笠山に出てい...
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【百人一首】6番歌「かささぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける」の意味などを解説!

作者  中納言家持 718~785年 本名は大伴家持 三十六歌仙の一人 奈良時代の和歌集「万葉集」の編集にも関わった。 意味 伝説では、かささぎが連なって天の川の橋をわたしたといいます。その橋に例え...
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